【要約・感想】1週間で良質な眠りを手に入れる快眠力メソッド

この本は、名の通り、ぐっすり眠るための最新のメソッドを紹介してくれている書籍です。

著者は早坂真由美さんという方で、タイ王国文部省認定タイ古式マッサージセラピストや日本眠育普及協会会員でもあり睡眠に関するスペシャリストといったところでしょうか。

普段生活している中で、睡眠に関して真剣に考える機会はほとんどない!という方も多いと思います。

この本は、そんな方に向けた睡眠豆知識まとめ本でもあります。

それでは、この「1週間で良質な眠りを手に入れる快眠力メソッド」について、本記事では一部内容の要約と感想を述べていきます。

目次

「1週間で良質な眠りを手に入れる快眠力メソッド」の要約

人生の3分の1は眠りで占めているわけです。

そんな人生において大切な時間をみなさんはどう過ごしていますか?

寝ている間も脳は起きているので記憶がなくても、次の日の目覚めに関わってきたりもします。

仕事や生活環境が多様化している現代社会において人それぞれ睡眠リズム・環境・考え方も個々を重視する傾向になってきました。

この本では、睡眠の危険性、知識、そして仕事、シチュエーション別の対策法、そこから改善や対策ができる7つのWORKにより、現状よりさらにプラスになるエッセンスを含めたものになっています。

テーマは「眠りを制して起きている時間も制する」ということです。

睡眠による実践型・人生の向上メソッドを学びましょう。

ホルモンコントロールが鍵

日本人は5人に1人が睡眠不足。

24時間オープンしているコンビニ、夜遅くまで空いている飲食店、テレビ、ゲームなど、睡眠不足になる要因がたくさんあります。

しかも日本人は働きすぎ。

世界でも例にないくらい働きすぎているため、体が悲鳴を上げているのに休めていないのです。

多くの人が隠れ不眠になっている可能性があるということ。

睡眠の常識

大事なことはこの2つ。

  1. 睡眠欲求 肉体や脳の疲労度に応じて眠りの質をコントロールし、効率的に体と脳を休ませる
  2. 体内時計 日光を浴びることでリセットし、メラトニンの分泌をコントロールする

体内時計が狂うと、生活習慣の乱れ(暴飲暴食、夜更かし、運動不足)、眠りのホルモンのメラトニンの分泌が低下し、質の良い睡眠が取れなくなり、不眠症を引き起こしてしまう可能性があるのです。

ポイントは体内時計です。

睡眠に必要なホルモンたち

メラトニン

別名、睡眠ホルモンとも呼ばれています。メラトニンは、夜に分泌され昼間には分泌されません。

ちなみに年齢を重ねるごとにメラトニンの分泌は減っていきます。

老人が朝早く起きるのはこのためです。

不規則な人が自然にメラトニン分泌されにくくなるので、サプリメントなどの補給もおすすめされてたりしますね。

コルチゾール

別名、ストレスホルモンです。メラトニンと反対の動きをするホルモンでもあります。

コルチゾールは、深夜3時くらいから分泌され始め、覚醒に向かって分泌量が多くなり、起床前1時間には最大になるようです。

成長ホルモン

夜の21時〜23時に作られ、最大に分泌される時間はゴールデンタイムと呼ばれる22時〜2時の間です。

成長ホルモンと呼ばれるくらいなので、子供には必須で大人にも必要なホルモンです。

ちなみに昼寝では成長ホルモンがあまり分泌されないようです。

本当に睡眠の質がいいという状態

  • 起きた時にスッキリ目覚めた感じがある
  • ぐっすり眠った熟睡感がある
  • 昼間眠気に襲われず、仕事に支障がない

特に睡眠がバラバラになりやすい職業

  • 医療関係従事者
  • 航空関係
  • 報道・マスコミ関係
  • 芸能人
  • トレーダー

7つのWORK

まず大事なことは、眠れない寝れないという思い込みを捨てるということです。

心構えがこちらになります。

  • 眠れないことを気にしない
  • 睡眠は起きている時間のためにある
  • 睡眠時間は人それぞれ
  • 寝室まで悩みを持ち込まない

視覚編

  • モニターの照度を下げる
  • パソコンの画面は黒色に
  • パソコン用メガネを活用
  • 遠くを見るように心がける

嗅覚編

  • 寝室の換気
  • アロマテラピー

触覚編

  • 肌触りが良く発汗性や通気性がいいパジャマ

聴覚編

  • 寝室は40db以下(図書館の静けさ)
  • 就寝前30分~1時間程度は大きな音を聞かない

@感想

この本には、具体的な眠りの型に対してのアプローチ方法も記載してあります。自分がどのような睡眠タイプなのかを知ることが快眠への道につながるように思います。起きている時間をいかに快適に過ごすかということを考えると、睡眠も非常に大切なことだと感じますね。

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