【要約・感想】ハイパフォーマンスな人が実践する!究極の免疫セルフケア

この本は、免疫力を高めるために自分自身で簡単にできる方法を知ることができます。

著者は、松本恒平さんという方で元々吉本興業で漫才師だったみたいですね。

現在は、整体師、国際基準カイロプラクター、柔道整復師、オステオパシーなど多面的な資格を保有し、整体院ボディーケア松本の院長をされているようです。

この本では、松本さんご自身の経験や活動実績から分かった健康を守るためのメソッドを紹介してくれています。

それでは、この「究極の免疫セルフケア」について、本記事では一部内容の要約と感想を述べていきます。

目次

「究極の免疫セルフケア」の要約

この本は、コロナ時代を生き抜くために、免疫を上げ、「免疫負債」を解消するメソッドを伝授する本です。

ビジネスパーソンの中でも各界の第一線で活躍している一流の人たちは、セルフケアの面で優れているのです。

「結果を出し続けている人」「活躍中の人」「成功した人」などは、生まれつきの条件以上に「セルフケアの技術が超一流」だからこそ、ベストパフォーマンスが維持できているのです。

では、なぜこのような人たちは常にハイパフォーマーでいられるのでしょうか。

答えはシンプル。

脳脊髄液が豊富で、なおかつ体内をうまく巡っているからです。

つまり細胞レベルから潤い、神経伝達がスムーズに行われているのです。

脳脊髄液は、セロトニンやエンドルフィン、ドーパミンなど、鎮静効果を期待できる物質を作り出すこともできます。

この本では、脳脊髄液を常に潤沢に保っておくメソッドについても解説しています。

整体やカイロプラクティック、オステオパシー(手技によって自然治癒力を導き、健康を回復する治療法)の視点も含め、神経レベルから心身を調節、ハイパフォーマンスを過ごせる方法を学べます。

理想のエナジーフローを目指す

脳脊髄液が鍵

究極のセルフケアとは、脳脊髄液を保つことです。

ちまたで注目されている健康法とは、異なるアプローチなので、ちょっとびっくりしますね。

では、この脳脊髄液を保つとはどういうことなのでしょうか?

全身の水分が不足していると、新たに作られる脳脊髄液の量は減少します。

すると神経伝達もうまくいきません。

血流は悪化し、老廃物も減り、免疫も低下してしまいます。

なので、究極のセルフケアとは脳脊髄液を潤沢に保つことなのです。

ちなみに「オステオパシー」の分野では、脳脊髄液とは、「人体で最もよく知られた要素」とも呼ばれており、昔から治療の要として重要視されていたようです。

脳脊髄液とは、脳や脊髄と、それらを包む膜との間にある空間を満たしている液体のことです。

また脳脊髄液は、脳の水不足とも言い換えることができるそうです。

このような症状は、もしかしたらの脳脊髄液の減少かも?

  • 手足のしびれ
  • 肩こり
  • 全身の倦怠感
  • 顔のゆがみ、マヒ
  • 骨盤のゆがみ
  • 腰痛
  • 五十肩
  • 頭痛
  • 首の痛み

脳脊髄液が減ることによって発症する症状は、なんとなく共通項がある気がしますね。

脳脊髄液の量は、エネルギーの量とも通じるところがあります。

例えば、子供の頃は大人より脳脊髄液が脳に占める割合が、大人よりも高いです。大人よりも子供はハイエナジーであるということもあります。

  • 赤ちゃん 約85%
  • 子ども  約80%
  • 大人   約70%
  • 中高年  約60%
  • 高齢   約50%

つまり加齢とともに脳は干からびていってしまうのです。

脳脊髄液を維持するセルフケアを実践することで、若い時のようにエネルギッシュにいられるということです。

結局のところ脳脊髄液は、脳と密接に関わっているため人体への影響は多大ということです。

そして、脳脊髄液を保つためには、材料となる「血漿」のもとである「ミネラル水」の常飲が必要のようです。

#水不足&塩不足

私たちの体は、「ミネラル水」、つまりミネラルが含まれた水分で満たされています。

例えば、、

  • 細胞内液 カリウム
  • 細胞外液 ナトリウム

細胞の内と外が「浸透圧」を一定に保つことで、生命が維持されるのです。

ミネラルは5大栄養素の1つでもあり、非常に重要ですが、多くの日本人は摂取量が不足しがちなのです。

水不足

日本人の約70%は水不足であると厚生労働省も警告しています。

1日に必要とする水分は「約2.5ℓ」とされますが、全然足りてないようです。

水が不足しているとパフォーマンスにも影響すると言われています。

イギリスの研究で「知的作業に集中する前に約500mlの水を飲んだ人は、飲まなかった人と比べ、14%反応時間が早くなる」という報告があります。

ほんのわずかな水分不足でも、知的パフォーマンスに影響を及ぼすことが示唆されています。

ミネラル不足

ミネラルは、ビタミンと同様に体内で生成することができないため、摂取する必要があります。

ミネラルが不足してしまうと、体は手持ちのミネラルを使おうとします。体、つまり骨などを溶かし、そこからミネラルを補おうとするのです。そのような状態になると免疫が下がり、様々な不調に陥るのは言うまでもありません。

ミネラルの中でも不足しがちなのが、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などです。

最近疲れやすい、頑張れない、免疫が落ちている?と感じる方は、水とミネラルの不足が原因かもしれません。

細胞の中に水と塩を入れるというイメージで、日々ミネラル水を摂るべきなのです。

セルフケア実践

  • 起床直後に塩を足したミネラル水一杯
  • 常温のミネラル水を推奨
  • スポーツドリンクより水・塩・レモン
  • 寝る前に白湯とひとつまみの塩
  • ストレッチは3分以上行わない
  • 後頭部に触れれば、自律神経が勝手に調整される
  • 脳の衰えを感じたら片足立ちする
  • 疲れを取りたいなら20分間昼寝しろ(パワーナップ)
  • 手を叩いてジャンプする
  • 肋骨体操でリンパを巡らす
  • デジタルデトックスの時間を作り、脳をリフレッシュ
  • 鶏肉のイミダペプチドで疲労回復
  • 1日15分太陽の光を浴びる

@感想

この本のポイントは、ミネラル水ということだと個人的に理解しました。ちょっとした不調については、根本的な解決方法になりえる可能性もあるかなと感じます。まずは水とミネラルを適切に摂取することを健康生活に取り入れていきたいと思います。

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