実話を基にした心温まる感動的な映画《7選》

事実を基にした映画、いわゆる史実映画には、物語としてとても魅力があると思う今日この頃です。

実話であると理解した上で観る映画は、より価値があると感じ、感動も倍増するのではないかと勝手に思ってしまいます。なんとなくですが、、

ということで今回は、「実話を基にした心温まる感動的な映画」を紹介させていただきます。

あくまで独断と偏見ですので、気軽にご覧いただけたらと思います。

目次

グリーンブック

グリーンブック

あらすじ

時は1962年。ニューヨークのナイトクラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は腕っぷしはもちろんハッタリも得意で、ガサツで無学だが、家族や周囲から愛されていた。
ある日、トニーは「神の域の技巧」を持ち、ケネディ大統領のためにホワイトハウスで演奏したこともある天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)のコンサートツアーの運転手として雇われる。まだまだ人種差別が根強く残る時代になぜか、黒人にとって制約と危険の多い南部を目指すシャーリー。
粗野で無教養なイタリア系用心棒と、インテリな天才黒人ピアニストという何もかも正反対な二人が、黒人用旅行ガイド〈グリーンブック〉を頼りに、ふたりはツアーへ旅立った──。

解説・おすすめポイント

グリーンブックとは:1930年代から1960年代までヴィクター・H・グリーンにより、毎年出版された黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブック。「グリーンによる黒人ドライバーのためのガイドブック」という意味です。

こういう映画が観たかったです。

人種差別が色濃く残る時代のアメリカ南部を舞台に、黒人のジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく映画です。エンドロールも素敵です。

また主演のヴィゴ・モーテンセンですが、ロード・オブ・ザ・リングでは、勇者アラゴルンを演じていたのに、本作ではぽっちゃり可愛らしいおじさんになってます。そのギャップに俳優としての真価を感じます。

上映時間:130分

しあわせの隠れ場所

しあわせの隠れ場所

あらすじ

家族と共に車で帰路に着くリー・アン(サンドラ・ブロック)は、雨に濡れながら夜道を歩くマイケル・オーア(クィントン・アーロン)に目を留める。自宅に連れ帰ったマイケルの境遇を知り、一家に迎え入れることにしたリー・アン。アメリカン・フットボールを始めたマイケルの適性をリー・アンが見いだしたことから、マイケルの才能は一気に開花する。

解説・おすすめポイント

一度はホームレスになるなど過酷な少年時代を過ごしながらも、ある家族との出会いによって自らの才能を開花させ、ドラフト1巡目指名でNFLデビューを飾ったマイケル・オアー選手の感動の実話をサンドラ・ブロック主演で映画化しています。

主演のサンドラ・ブロックが素敵です。

血も繋がっていない赤の他人にここまで無償の愛を尽くせるのかと感嘆してしまいます。
母は偉大なり。

心温まるストーリーです。

上映時間:128分

コッホ先生と僕らの革命

コッホ先生と僕らの革命

あらすじ

1874年。コンラート・コッホはイギリス留学を終えて母校の「カタリネウム校」にドイツでは初となる「英語教師」として赴任した。しかし、資本者階級の子息が多いこの学校では「反英主義」に傾倒する生徒たちが多く、イギリス帰りのコッホに対しては快く思わず、授業を真面目に受けようとはしなかった。そんなある日、コッホは授業中に突然生徒たちを体育館に向かわせ、イギリスから持ち帰ったサッカーボールを見せ、当時ドイツではほとんど知られていなかったサッカーを教え始めたのだが、、

解説・おすすめポイント

ドイツサッカー界の父と言われるコンラート・コッホの活動を映画化したヒューマンドラマです。

この映画、実話を基にしていますが、実際はかなり脚色されている様なので、そこは頭の片隅に置いておきましょう。

といっても、作品自体には観る価値あります

生徒たちががサッカーを通じてどんどん生き生きしてくる姿は、王道ですが感動します。

今でこそドイツはサッカー大国ですが、始まりはこんな感じだったのかと学ぶことができます。

上映時間:114分

タイタンズを忘れない

タイタンズを忘れない

あらすじ

住民同士の対立と不信感によって分断された町がひとつになっていく奇跡を描いた、実話に基づく感動の物語。タフで強い信念を持つハーマン・ブーン(デンゼル・ワシントン)は、15シーズンの優勝経験を誇り、皆から慕われているビル・ヨースト(ウィル・パットン)に代わって、フットボールチームのコーチに就任する。2人は勇気と忍耐力をもって互いの違いを理解し合い、いがみ合う選手たちを優勝へ導いていく。

解説・おすすめポイント

この作品、実は、ディズニー作品なんです。

なので、人種差別という重いテーマを扱っているのですが、明るく希望に満ちた作品となっていると思います。

チームが人種差別を乗り越え、戦い、周りだけでなく街すらも変えていく様は、さすがディズニーという感じです。

上映時間:114分

幸せへのキセキ

幸せへのキセキ

あらすじ

半年前に愛する妻を失ったベンジャミン(マット・デイモン)は仕事を辞め、悲しみの渦中にいる14歳の息子と7歳の娘と共に郊外へ引っ越す。そこは閉鎖中の動物園で、敷地内には動物が暮らしていた。ベンジャミンは動物園の再建を決意するも、資金難が発生するなど悪戦苦闘の日々が続く。しかし飼育員や地域の人々に支えられ、少しずつ再建は進んでいき……。

解説・おすすめポイント

閉鎖されていた動物園を買い取り家族とともに再建した英国人ジャーナリスト、ベンジャミン・ミーの回顧録をもとに、最愛の妻を亡くした男が動物園を立て直すことで悲しみを乗り越えていく姿を描いた物語です。

これが実話ということに驚き。動物園付きの家を買い取るってスケールデカすぎです。

本作は、主演のマット・デイモンに加え、もはやアベンジャーズのイメージが凝り固まったスカーレット・ヨハンソンなど、俳優陣も豪華。

繊細だけれども希望に満ち溢れた映画

「Why not?」 きっとこの映画を観ると好きな言葉になるはず。

上映時間:124分

奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトウェ

奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトウェ

あらすじ

アフリカ・ウガンダ共和国にある町・カトゥエのスラム街に住む一人の少女フィオナ(マディナ・ナルワンガ)。父親を亡くし、厳しい母親(ルピタ・ニョンゴ)と兄弟4人で日々トウモロコシを売りながら、余儀なく貧しい生活を送っていた。弟ブライアンがチェスクラブに通っていたことをきっかけにコーチ(デビット・オイェロウォ)と出会い、フィオナもチェスを勧められ手にするが、直ぐにその魅力に惹かれ才能を開花させる。やがて、その強さは小さな町に留まることなく、国を代表するプレーヤーになり世界大会の代表選手へと成長するが、、、

解説・おすすめポイント

この作品もディズニーです。夢と希望をテーマにしたら、ディズニーに敵う作品はないでしょう

主人公フィオナを支える周りの大人たちが素晴らしいです。

このような子役を軸にした映画は、往々にしてしょうもない大人が多いような気もしますが、この映画は少し違うかもしれません。

舞台がウガンダのスラム街というのも珍しさという点でオススメです。

上映時間:124分

幸せのちから

幸せのちから

あらすじ

1980年代。妻と5歳の息子と3人で暮らしていたセールスマンのクリス・ガードナーは家賃も払えず、どん底の生活を送っていた。ついには、妻が出て行き、家を追い出され、貯金も底をついてしまう。そんなクリスが最後に選んだ道は自分の才能を信じて、一流証券会社へ入社することだった。しかし6ヶ月の無給のインターンを経て、正式採用されるのはただ一人。愛する息子のため、奇跡を信じてクリスの過酷な戦いの日々が始まった。

解説・おすすめポイント

生きる希望を与えてくれる作品です。

そして、今なお続く、アメリカの格差社会を反映しているような映画でもあります。だからこそアメリカは、奇跡のことをアメリカンドリームと呼ぶのかもしれません。もちろんそんな簡単なことではなく、努力を積み重ねた者にしか掴むことができないということがメッセージとして感じられます。

何より、主演のウィル・スミスとその実の息子のジェイデン・スミスが映画の中でも親子で演じているのでリアリティがあります。

上映時間:117分

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