本記事では事実を基にした映画、いわゆる史実映画について紹介させていただきたいと思います。
今回のテーマは「実際に起こった観るべき戦争映画」です。
戦争映画と言えば、何を思い浮かべるしょうか?
世界では未だに戦争が多く起きている事実もあり、もしかしたらこれは未来永劫続くものなのか、、と億劫になるほどです。
何よりかつては日本も世界の戦争を主導していた国であることも事実。今の時代を生きている人間としては信じられませんが、、、
そんな戦争の事実や戦争の裏側を知っておくことは重要なのかもしれません。
今回は戦争映画をいくつかご紹介させていただきます。
あくまで独断と偏見ですので、気軽にご覧いただけたらと思います。
ハクソー・リッジ

あらすじ
人を殺めてはいけない。そう強く心に決めていたデズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)は、軍隊でもその意志を貫こうとしていた。上官(サム・ワーシントン、ヴィンス・ヴォーン)や同僚(ルーク・ブレイシー)に疎まれながらも、妻(テリーサ・パーマー)や父(ヒューゴ・ウィーヴィング)の助けを借りて、銃を持たずに戦場に行くことを許可される。そして、デズモンドは難攻不落の最終戦地“ハクソー・リッジ”での戦闘に参加することになった。アメリカ軍が幾度となくハクソーの崖を登り制圧するも、敵のすさまじい攻撃に遭い、その度に撤退を余儀なくされる。敵の攻撃が続く中で、負傷した仲間たちが取り残されるのを見たデズモンドは、たった一人で戦場へ留まるというあり得ない決意をするが…
解説・おすすめポイント
この映画はすごいです。
本作は、第二次世界大戦での日米戦争の事実を基にした戦争映画です。
日本人には、少し億劫な映画かもしれませんが観るべき作品でしょう。
主人公デズモンドは実在の人物であり、「銃を持たない」ことを誓い、実際に戦地へ参加したという、とてつもない信念の持ち主です。勇敢という言葉は、この人のためにあるのでしょう。
そしてディティールまで徹底的にこだわりながらも、圧巻の作品をつくってしまうメル・ギブソン監督に参ってしまいます。
上映時間:139分
1917 命をかけた伝令

あらすじ
第一次世界大戦真っ只中の1917年のある朝、若きイギリス人兵士のスコフィールドとブレイクにひとつの重要な任務が命じられる。それは一触即発の最前線にいる1600人の味方に、明朝までに作戦中止の命令を届けること。
進行する先には罠が張り巡らされており、さらに1600人の中にはブレイクの兄も配属されていたのだ。
戦場を駆け抜け、この伝令が間に合わなければ、兄を含めた味方兵士全員が命を落とし、イギリスは戦いに敗北することになる―刻々とタイムリミットが迫る中、2人の危険かつ困難なミッションが始まる・・・。
解説・おすすめポイント
この映画は、公開前からとても話題になっていた、全編ワンカット風の映画です。
舞台は、第一次世界大戦、連合軍とドイツ軍の睨み合い。
本作は基本的に主人公一人に焦点を当てており、とても分かりやすいです。
戦争体験映画という言葉が正しいかもしれません。
ただの戦争映画ではない点がおすすめポイントです。
臨場感が凄まじく、緊張と緩和のメリハリもとても分かりやすく、まとまりのある作品となっています。
上映時間:110分
ゼロ・ダーク・サーティ

あらすじ
華奢で青白く澄んだ瞳が印象的な20代半ばの女性・マヤ。とてもCIA分析官には見えないが、情報収集と分析に天才的な感覚を持ち、一向に手掛かりをつかめないビンラディン捜索チームに抜擢される。捜査は困難を極め、ある日、同僚が自爆テロに巻き込まれて死んでしまう。その日を境に、狂気をはらんだ執念でターゲットの居場所を絞り込んでいくマヤ。ついにマヤは隠れ家を発見するのだが、果たして国家が下す決断とは――。
解説・おすすめポイント
2001年のアメリカ同時多発テロ事件から、2011年5月に同時多発テロ事件の首謀者とされるアルカイダのカリスマ的主導者ビンラディン殺害に至るまでのCIAの活動を、分析官マヤの視点から描いた作品です。
前半は、拷問シーンから始まりますが、この作品を観ると、アメリカがビンラディンを殺害することに対して、いかに本気だったかが分かる気がします。
タイトルのゼロ・ダーク・サーティとは、午前0時30分、作戦を決行した時間です。
若干プロパガンダ疑惑が残る作品らしく、若干賛否両論あるようです。
上映時間:158分
シンドラーのリスト

あらすじ
1939年、ナチスドイツ占領下のポーランド。戦争を利用して一儲けしようと狙うドイツ人実業家シンドラーは、軍の幹部に取り入り、ユダヤ人の所有していた工場を払い下げてもらう。軍用ホーロー容器工場を立ち上げた彼は、安価な労働力としてユダヤ人たちを雇い入れ、事業を軌道に乗せていく。しかしナチスによるユダヤ人の迫害は日ごとにエスカレートし、ついに虐殺が始まる。凄惨な光景を目の当たりにしたシンドラーは、私財を投じて彼らの命を救うことを決意する。
解説・おすすめポイント
世界の名作として知られている映画です。
スティーブン・スピルバーグ監督が、ナチスによるユダヤ人大虐殺から多くの命を救った実在のドイツ人実業家オスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)を描いた名作。
あってはならないホロコースト、虐殺をオスカー・シンドラーの存在が救いと感動を与えてくれます。
非常にリアリティな作品で、実際に起きていた事実と考えるだけで、胸が痛くなりますね。
後世にも語り継がれるスピルバーグ監督が残した傑作中の傑作でしょう。
少し長めです。
上映時間:195分
アメリカン・スナイパー

あらすじ
米軍史上最多160人を射殺した男。国を愛し、家族を愛し、それでも戦場を愛した男――。
ある日、9.11の惨劇を目撃したクリス・カイルは、自ら志願し、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊をする。イラク戦争のさ中、クリスが命じられた任務は「どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ること。」その狙撃の精度で多くの仲間を救ったクリスは“レジェンド”の異名を轟かせるほどになる。しかし、彼の腕前は敵の知るところとなり、“悪魔”と恐れられ、その首には2万ドルの賞金を掛けられ、反乱兵たちの標的となってしまう。
解説・おすすめポイント
世界の巨匠クリント・イーストウッドが、米軍史上最強と言われた伝説的スナイパーのクリス・カイルの半生を描いた衝撃の実話を映画化。
既に90歳を超えたクリント・イーストウッド監督の凄さが垣間見えます。
主人公のクリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)が戦争の英雄であるということをスポットに置いていますが、戦争を正当化するような映画ではありません。
主人公が抱える影の部分や家族との関係性など、緊張感もあり重厚さもあり見応えがあります。
上映時間:132分
フライボーイズ

あらすじ
1916年西部戦線。頭上では砲弾が舞い、兵士達が塹壕でにらみ合う中、空でも激烈な空中戦が繰り広げられていた。自宅の農場の経営不振のため、主人公ローリングスは義勇飛行隊への参加を決意する。同時に多くの若者達も様々な事情を抱えてながら飛行隊へと志願してきた。初めは大半がフランス語さえ話せなかった彼らも、父親の様な上官セノール大尉のもとで一から飛行機の操縦を覚え、ラファイエット航空隊で苛酷な実戦を経験していく内に、大きく成長し、また友情を育んでいくが、、
解説・おすすめポイント
ドイツ軍と戦ったアメリカ人の若者たちを中心に、彼らの所属した実在の中隊「ラファイエット戦闘機隊」の実話に基づいた作品。
何より100年以上も前のおはなし。飛行機も無骨に設計されていて良い感じです。
アメリカ人が中心に描かれているということで、ハリウッドがサポートしているようです。
色々と脚色はあるかもしれませんね、、、
戦争映画ですが、なぜか重い感じがしないので、なんとなく気楽に観るのが良いと思います。
上映時間:138分
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