エナジードリンクは本当に効果あるの??徹底解説

なぜか疲れた時に飲みたくなる「エナジードリンク」。
確かに飲むと、疲れが取れるような、取れた気がするような、気持ちになります。
果たしてエナジードリンクの効果とは実際どうなのでしょうか??見ていきましょう。

目次

カフェインとはまやかしの世界

エナジードリンクの効果は、主にカフェインと糖によるものと考えられます。
カフェインの効果は下記のようなことが知られています。

カフェインは、「アデノシン」という眠気を促す物質が細胞に働くことを阻害し、覚醒作用をもたらす

また、カフェインが認知機能を改善する効果も報告されているので、実際に仕事が捗ることもあるでしょう。しかし、疲労が取れることはありません。一時的に眠気を取り、覚醒させるだけなので、疲労自体は回復していないのです。

またカフェインと定期的に摂っていると、耐性ができてしまうことも問題の一つです。

カフェインの過剰摂取によって、このようなことが起こる可能性があります。

  • めまい
  • 興奮
  • 動悸
  • 下痢
  • イライラ
  • 不安
  • 意識障害
  • 不眠症など

糖に関しては、脳を働かせるエネルギーがあり、疲れている時に糖が入っているエナジードリンクを飲むと元気になる気がします。
ただそれも、一時的なもの。いずれ血糖値が下がり、疲労を感じるようになります。

結論!エナジードリンクはおすすめしません!

疲れている時にエナジードリンクを飲むのは、おすすめしません。
一時的に効いたとしても、長期的には害の方が懸念されるからです。

カフェインの耐性には個人差がありますが、摂取量が200〜400mg以下の場合、健康な成人であれば健康リスクは生じないと考えられます。

ただエナジードリンクは、甘く飲みやすいので、つい大量に摂取しがちです。エナジードリンクには1本あたりコーヒーの約2倍のカフェインが含まれているものもあり、何も考えずに飲んでいると自律神経の乱れや生活習慣病につながる恐れもあります。特に短時間での過剰摂取には注意が必要です。

日本には明確な推奨摂取量の基準はありませんが、海外では推奨摂取量が規定されています。

1日の最大摂取量(mg)
健康な成人400
4〜6歳45
7〜9歳62.5
10~12歳85

カフェインの量を見てみよう

1缶あたりのカフェイン量
モンスターエナジー355ml142mg
レッドブル250ml80mg
ZONe 500ml150mg
リポビタンD 100ml50mg
エスカップ 100ml50mg
チオビタ 100ml50mg
チョコラBB 100ml50mg
メガシャキ 100ml100mg
眠眠打破 50ml120mg
CHILL OUT 185ml0mg
リアルゴールド0mg

疲れた時は、仮眠しよう

結局、エナジードリンクを飲んでも元気になるのはその場だけです。
CMなどで流れているように疲れがリセットされる魔法のようなことはまず起こりません。

糖やカフェインが切れれば疲れも眠気も再び襲ってきます。
そこで疲れや眠気を感じた時は、短時間でも目を閉じ、仮眠してみると良いでしょう。
30分以内に起きるようにすれば、覚醒に時間がかかることはありません。

どうしてもカフェインを取りたい時は、コーヒーや紅茶・緑茶を飲みましょう。
エナジードリンクほど多量にカフェインが含まれていることもなく、糖も控えめなので、健康にも良いです。

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